エクセル機能4 関数



わかりやすい関数


数字が苦手な人、計算が苦手な人には
有難い機能ですので
関数と聞いただけで逃げ出さないで下さい。

ただ設定 をするだけです。

設定はマウスのクリックだけで、ほとんど出来ます。


  
簡単な合計関数



 
    
    
初歩の、簡単な合計方法ですが
A3からA8まで数字が入っています。
これをドラッグ選択します。


     
   



 
    
    
この時、画面の下、中央よりやや右に
ドラッグ選択されている部分の合計が
出ています。(オートカルク)
確認などで見るだけの場合に便利です。


     
   



 
    
    
画面の上、ほぼ中央にあるΣマークですが
これは、合計関数を自動作成してくれる
アイコンです。これをクリックすると


     
   


 
    
    
A9には、自動的に335という数字が出ますが
A9をもう一度クリックしてみると
数式バー上には　=SUM(A3:A8)  となっています。

このように直接、手打ちで入力しなくとも
関数を自動作成してくれます。


     
   


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平均を出す
上の図のA3からA8までの平均を出してみます。

 
    
    
オートSUMのとなりには、関数貼り付け
ボタンがありますが、A10 のセルを
選択しておいてから
このボタンを押します。


     
   



 
    
    
図のような関数貼り付けダイアログが
出てきたと思いますが
ここで平均値は統計ですので
分類のところは統計を選択します。
その右側は平均値を求める
 AVERAGE を選択して OK 押す。

     
   


 
    
    
数式バーのすぐ下に図のような
数式パレットが出てきたと思いますが
この中に範囲を記入するか、或いは
折りたたみボタンをクリックしてから
範囲を選択し、再度
折りたたみボタンをクリックすると
自動的に範囲が記入されます。
これで OK を押すと完了です。

     
   


 
    
    
ここで少し気になることがあるかと思いますが
返された値は55.83333となっています。
この、桁も何とかしたいものです。
そこで、使用できるのが四捨五入関数です。
分類名→三角関数→ROUNDを使用します。
セルに=ROUND と書いたあと
Ctrl + Shift + A を押してみて下さい。
何をはめていけばよいのかを
ガイドしてくれます。


     
   

=ROUND(数値，桁数)←このように出ます。
ここでいう数値とは AVERAGE(A3:A8) です。
これを関数貼り付けボタンを使用してやって見ます。
手順
1. ROUNDを選択　続けて、数式パレットのすぐ上の
2. ▼ドロップダウンリストからAVRAGEを選択
3.1折りたたみボタンを押して範囲を選択
3.2再度折りたたみボタンを押す。
4. 数式バー上のROUNDの文字をクリック
5. 桁数のところに２と記入
6. OK を押して完了です。


  1. A11を選択しておいてから
　 　関数貼り付けボタンを押して
 　　関数貼り付けダイアログボックスを出す。



  2. 分類は三角関数　
　 　関数名は ROUND を選択する。




  3. 続けて、数式パレットのすぐ上の
　   ▼ドロップダウンリストから



  4. AVERAGEを選択






  5. 折りたたみボタンを押して




  6. 範囲を選択





  7. 再度折りたたみボタンを押す。



  8. 数式バー上のROUNDの
　　 文字の上をクリック


  9. 数式パレットが ROUND に切り替わります。
     桁数のところに２と記入
     OK を押して


　　完了です。
　  　桁数を
　  　２と記入したので
  　　小数点以下が２桁で
  　　表示されました。

数式バーは、このようになっています。
=ROUND(AVERAGE(A3:A8),2)
数式バーに直接このように書けばよいわけですが
慣れるまでは、記入ミスなどでうまくいきません。
エクセルは、少しでもやさしく簡単に利用できるようにと
開発されていますので、取り組みやすく出来ています。
先ず、簡単な数式パレットの使用方法を覚えたほうが楽です。




セル番地を使った四則計算では、番地を入力しなくとも
その番地をクリックするだけで、自動的に入力されます。
＋ － * / の記号だけ打てば出来ます。


図解入り説明





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絶対参照と相対参照

計算結果をコピーさせたい場合などは
関数内のセル番地も動きます。
動かせたい場合は、そのままでよいのですが
絶対に動いては困る場合は関数内のセル番地を
固定させることが出来ます。これを絶対参照といいます。
方法は、番地の前に $ のマークを付けます。
F4キーを押せば自動的に $ マークが付きます。

関数内のセル番地に $ マークをつけない場合は
相対参照といいます。
行、列どちらかに$ マークをつける場合は
複合参照といいます。
F4キーを１回押すと　絶対参照
F4キーを２回押すと　複合参照(行のみ絶対参照になる)
F4キーを３回押すと　複合参照(列のみ絶対参照になる)
F4キーを４回押すと　相対参照(元に戻る　何もしない時と同じ)


余りを求める関数です。
=MOD(11,4) 返される値は3です。
11÷4=2…3

円周率(π)
=PI() 返される値は 3.14159265358979 です。

日付け関数
=TODAY() 返される値は、本日の日付けです。
ショートカットキーにも割り付けられています。
(日付表示)　Ctrl ＋ ；
(時間表示)　Ctrl ＋ ：

繰り返し表示
=REPT("フレー!　",3)　 フレー! フレー! フレー! 

近似値倍数
=FLOOR(30,7)　返される値は28です。
7の倍数で30以下は28です。







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連立方程式の設定方法(これほどのは見たことありませんが・・・)

5V + 2W + 5X + 2Y + 3Z = 40
3V + 2W + 8X + 2Y + 5Z = 31
2V + 3W + 5X + 4Y + 6Z = 31
9V + 3W + 5X + 4Y + 7Z = 54
5V + 4W + 4X + 9Y + 9Z = 67

連立方程式解法の手順


 
    
    
まずこのように
入力してください。
I7 にセルを置き
関数貼り付けBOXより

     
   



 
    
    
1.　
　数学/三角関数から
  MMLTU を選択


     
   



 
    
    
2.  続けて、数式パレットの
すぐ上の
▼ドロップダウンリストから
MINVERSE を選択
(ない時はその他から選択)


     
   



 
    
    
　3.　
　折りたたみボタンを押して


     
   



 
    
    
4.
A7からE11までを
斜めにドラッグ選択して
折りたたみボタンを閉じる。


     
   



 
    
    

数式バー上の
 MMLTU の
文字の上でクリック


     
   



 
    
    
5.
配列2の
折りたたみボタンを押して



     
   


 
    
    

6.
 F7からF11まで選択して
折りたたみボタンを閉じて
OK を押す。

     
   


 
    
    
7.
　I7からI11までを選択


     
   




　8.　数式バーの中で
　　　クリックして






　9.　
　　Ctrl ＋ Shift ＋ Enter で、
　　すべての解答が出ます。















連立方程式.xls  16.0KB







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