エクセル機能5 関数



わかりやすい関数


数字が苦手な人、計算が苦手な人には
有難い機能ですので
関数と聞いただけで逃げ出さないで下さい。

ただ設定 をするだけです。

設定はマウスのクリックだけで、ほとんど出来ます。





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計算式を保護する方法


再度作成しようと思ったらかなり難しい計算式などで
壊れたら困る場合
或いは、共有パソコンなどで他人が間違って壊さないように
計算式の入ったセルを保護する方法があります。

まず、入力してもよいセルを範囲選択します。
範囲が、とびとびなら Shift キーを押さえたまま選択して
書式→セル→保護
ロックのチェックを外します。
続けて
ツール→保護→シートの保護→ OK を押す。
パスワードは入れなくとも、設定出来ます。
パスワードを忘れると元に戻せません。

入力してもよいセルは、ロックを解除するという方法です。
つまり、ロック解除を設定しなかったセルは入力不可となります。



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引数と返し


少し聞き慣れない言葉ですが
エクセル関数に数を引かせると
エクセルは答えを返してきます。
そこで
エクセル関数では、引数(ひきすう)
返された値　(返してきた値)といいます。

別の数値を引かせると、すぐに別の値を返してきます。


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乱数発生方法

エクセルを勉強するときには表があると便利です。
この表を自動作成してくれる関数は
　=TRUNC(RAND()*100)　です。
これをコピー、貼り付けすると一気に表が出来ます。
作成手順
1.関数貼り付けボタンより TRUNC を選択、続けて
2.数式バー左の、▼ドロップダウンリストから
 　RAND を選択 (ない時はその他から選択)
3.数式バー上の TRUNC の文字の上でクリック
　数式パレットの中に、*100 と追加書込み。
　OK を押して完了です。

TRUNCはゼロ以下を切り捨てる関数です。
RAND はゼロから1までを乱数発生させる関数です。
*100 を入れなかったら、返してくる値はすべてゼロです。
*1000 を入れるともう一桁ふえます。

できた表はアクセスのたびに変化しますので、これをコピーして
形式を選択して貼り付け→数値→ OK で
数値が固定された表が出来ます。




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条件付合計式

SUM は、ただの合計関数ですが、
 IF の中に入れて(入れ子、ネストするとも言う)使用すると
条件付合計式が出来ます。
この二つの関数の機能を、同時にあわせ持った関数が
 SUMIF 関数です。しかし、条件はひとつしか設定できません。
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
複数の条件を設定出来るのが DSUM です。

他に条件付きの合計式は、ウィザードを使用すると
関数がわからなくとも作成できます。
ツール→ウィザード→条件付き合計式です。
自分のやりたいことが頭の中に整理できていれば
あとは指示通りクリックしていくだけで出来ます。
表全体を選択→条件を入れる→条件の追加ボタン→次へ→完了です。

この式は、配列を使っていますので、セル番地などを変更した場合は
 Ctrl ＋ Shift ＋ Enter で確定させます。
かなり長い式になったと思います。

これを短い式で行う方法として
 DSUM 関数があります。
先に、設定したい検索の条件を書いておく。
あとは、クリックだけで出来ます。

数式パレット内の設定は３箇所です。
上から順に
1. 表全体を選択(Database)
2. 合計させたい列の見出し項目(１つのセル番地)(フィールド)
3. 先に作成した検索条件の表(Criteria)

かなりスッキリした式になったと思います。

※なお、合計させたいのは1.で選択したうちの左から何列目かを
　　　　数字で記入してもよい。
        つまり、３列目を合計させたいとき 2. の所は
　　　　手打ちで３と記入してもよい。


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条件付合計式のエキスパート


合計関数の中で最も優れているのが
SUMPRODUCT関数です。
この関数は、SUM IF SUMIF COUNT COUNTIF DSUM　の機能を
すべて兼ね備えています。
この関数自体は、ただの乗算のようにみえますが
設定の仕方で条件付合計式になります。
複数条件のカウントも出来ます。

=SUMPRODUCT((B4:B200="3月")*((F4:F200="みかん")+
　　　　　　(F4:F200="りんご")+(F4:F200="かき")),H4:H200)
この式の意味は
販売月　B列から３月だけをチェックしなさい。
種類　　F列からみかんとかきとりんごをチェックしなさい。
販売金額H列から金額をチェックしなさい。

該当するものがあれば 1   なければ 0
3行目に合致するものがあり、４行目にはなかったとすると
　　　　 B F  H
　3行目　1X1X3500=3500円
　4行目　1X0X2200=   0円
　9行目　1X1X3500=2500円

このように４０行目まですべてチェックをして合計してくれます。
いちばんうしろの　,H4:H200　を外すと箱数を合計してくれます。
配列式の条件で、andは、*、orは、+　になります。



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余りを求める関数です。
=MOD(11,4) 返される値は3です。
11÷4=2…3

円周率(π)
=PI() 返される値は 3.14159265358979 です。

日付け関数
=TODAY() 返される値は、本日の日付けです。
ショートカットキーにも割り付けられています。
(日付表示)　Ctrl ＋ ；
(時間表示)　Ctrl ＋ ：

繰り返し表示
=REPT("フレー!　",3)　 フレー! フレー! フレー! 

近似値倍数
=FLOOR(30,7)　返される値は28です。
7の倍数で30以下は28です。